マヌカハニーの規格MGOとは?意味やおススメの数値を解説!
マヌカハニーの購入の際、HPや店頭の説明文に
「MGO100+配合!」
のような表記を見たことありませんか。
今回の記事ではMGOの意味や、購入するときにオススメな数値について解説します。
マヌカハニーの説明でよくみるMGOとは?
MGOを一言で
MGOは一言でいうと、
マヌカハニーに含まれる有効物質であるメチルグリオキサールの含有量
を表した規格です。
MGOは何の略?
マヌカハニーといえば、普通のハチミツよりもはるかに高い殺菌力が売りです。
数あるハチミツの中で、マヌカハニーだけが高い殺菌力を持つということは経験的には分かっていたのですが、科学的な理由は長年謎のままで、研究者の頭を悩ませていました。
しかし2008年になってドイツのドレスデン工科大学のトーマス・ヘンレ教授により、ようやく殺菌力がメチルグリオキサールという成分のおかげだということが分かりました。
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの含有量が多いほど高い殺菌力があると気づいたのです。
長年のマヌカハニーの謎にやっと終止符を打てたトーマス・ヘンレ教授。
よっぽど嬉しかったのか、その成分の単位にもメチルグリオキサールの頭文字をとってMGOとしました。
(MethyGlyOxal)
MGO100+は、メチルグリオキサールが100メチルグリオキサール含まれているという2重表現な…。
MGOの数値の意味
MGOは、
MGO100+、MGO263+のように、数値とセットで表記されています。
この数値の見方を解説します。
MGOの数値は、
マヌカハニー1kgあたりに含まれるメチルグリオキサールの含有量が何mgか
を表しています。
例えばMGO100+と書かれていれば、1Kgあたりに100mgのメチルグリオキサールが含まれるといった具合です。
数値が大きいほどメチルグリオキサールの含有量が増えるので殺菌力が高く、希少価値も高いものになります。
なお、普通のはちみつのメチルグリオキサールは0~10mg程度ですが、マヌカハニーのメチルグリオキサールはおよそ800mg。80倍あります。
ちなみに、「+」は「以上」を意味しています。100+であれば、100mg以上のメチルグリオキサールが含まれていることを保証しますよ。といった意味になります。
メチルグリオキサールの成分量を測定すればよいため、測定誤差がとても小さいことが特徴です。
ただし、測定は第三者機関ではなく、各メーカーが独自に算出しています。
極端にいえばメーカーが嘘の表記をしても誰もわからないということになります。
MGOの規格で選ぶ際は信頼できるメーカーから購入しましょう。
MGO100×4とMGO400×1は同じ効果?
MGOの数値は1kg単位のため、
一度にMGO100+のマヌカハニーを4回食べるのと、
MGO400+の高級マヌカハニーを1回食べる
のは同じ効果を得られるのでしょうか?
考察してみます。
例えばMGO400+の表記の商品を10g食べると、4mgのメチルグリオキサールを食べたことになります。
一方でMGO100+の商品は40g食べればメチルグリオキサールを4mg食べたことになり、MGO400+の商品10g食べたときのメチルグリオキサールの量と一致します。
つまりメチルグリオキサールの量は、
MGO100のマヌカハニー×4回分=MGO400のマヌカハニー×1回分
となります。
殺菌力はメチルグリオキサールの含有量に一致するので、メチルグリオキサールの量だけで考えれば、一度にMGO100+のマヌカハニーを4回食べるのと、MGO400+の高級マヌカハニーを1回食べるのは同じ効果を得られます。
しかし、マヌカハニーはハチミツです。
太りにくい食材とはいえ、大量に食べると太ります。
■MGO400+の4倍ものハチミツを1度に食べないと同じ効果を得られない。
■しかも継続して食べ続けないとマヌカハニーの効果を実感しにくい。
となったときに、どっちを取るかはあなた次第となります。
ちなみにマヌカハニー100gあたりのカロリーは300kcalといわれています。
MGOのおススメの数値は?
MGOの数値が高いほどマヌカハニーの殺菌効果は高まります。
しかし数値が高くなるほど金銭的にも高くなります。
そのため、費用対効果のバランスで決めればよいかと思います。
「マヌカハニーの効果すごい!」
といった目に見えた効果を感じたいのであれば、
個人的にはMGO263以上がおススメです。
MGO263はUMF表記でいえばUMF10+以上と同等の効果となります。
これくらいであれば、マヌカハニーの効果も実感できつつ、購入しやすい価格帯となり、継続しやすいと思いますよ。
MGO以外の規格でUMFというものもあります。
それぞれの違いをまとめました。